自治体の皆さま、こんなご利用はいかがですか?
適用事例です。(※実際のデータを別途加工して表示しています。)
◆ 避難所マップ
今までの避難所マップは、有効に活用できていますか?
どの場所にどのくらいの規模の避難所があるか、また今後の避難所設置の検討など・・・
「見える化」することで、適切な検討をおこなったうえで、
より住民に配慮した分かりやすいマップを作成できるはずです。

現状の公開されている避難所マップに、人口情報を加えることで
どの地域にどの程度住民が居住し、避難所が配置されているかを
見える化してみた事例。
さて、見える化をすることで何が見えてくるのでしょうか?
1. 人口及び人口密度を重ねてみる。

面的な重ね(右図)だと、一色での表現となるので、
左図のように色と数字の二つの判断を同時にすることができない。
2. 見える化ツールで円範囲をつけて考察してみる。

見える化ツールでプロットした「人口」「人口密度」という情報に加え、
避難所から半径1km圏の ” 円 ” を作図。
すると、
1)人口密度の高い(赤い棒グラフ)地域があるにもかかわらず、
避難所が半径1km圏内になく、避難所の設置について検討が必要であることが
一目でわかる。
2)グラフの高さは「人口」、色は「人口密度」を表現しているので、
グラフの形と色で
「人口が多いが密度は低い」 ⇒ 戸建が多い地域
「人口は少ないが密度が高い」 ⇒ 密集した地域
などと想定できる。
3)避難区域の境界線付近では、人口密度が高い地域が境界線に分断され、
隣り合わせの地区であるのに、避難所が遠い方に設定されている。
など、よく見て考察すると様々な課題や解決方法が見えてくる。
以上
地図に関する「見える化」とは、さまざまな情報をプロット
してみないと、何もわからないが、プロットすることで見えてくるものが
あることがわかる。