『営業リスト見える化ツール』業種別導入事例

防災計画の最前線で活躍

“見える化ツール”の導入で、地図プロット作業の負担とコストを大幅に削減、

時系列アニメーション機能にも可能性を感じています


 

[企業プロフィール]

〈業種・導入部署の業務内容〉

公益的な企業や行政の建設コンサルタントを行うグローバルカンパニー。施設の事前調査から設計業務まで、一連の技術サービスを提供する。地域防災計画業務では、水害時の浸水想定区域を指定した洪水ハザードマップや、災害時の避難地図作成なども行う。


 

[プロット地図担当者として、こんなことに悩んでいました]


--『営業リスト見える化ツール』導入前の課題を教えてください。


 災害後の業務には、スピード感が求められます。しかし、被害状況の情報共有のために地図を作成しようと行政のデータを入手しても、すぐに地図上に重ねて可視化することができず、いったん紙に書いて落とす行程が必要でした。


 また、複数の住所を地図上にプロットする作業や、そのためのデータ入力はすべて手作業なので、入力件数が大量な場合は膨大な手間がかかり、細かいデータを作成したくても難しい場合があります。街区単位で集計したデータを使ったり、あるいは作成を見送ったケースもありました。

 


-- 導入を直接決定づけた理由などはありますか?


 企業の従業員の居住に関する、800件のプロット作業に取りかかろうとしたときに、“見える化ツール”の情報を入手しました。まず、膨大なプロット作業が瞬時に完了するという、作業効率のよさに惹かれました。住所付きのExcelデータが、わずか数クリックでGoogle Maps上に表示できるというのは画期的です。


 さらに、他のソフトはGoogle Maps機能を使うための年間契約が必要だったり、何十万、何百万もするようなデータベースを購入しなければならないなど、費用的にかなりハードルが高いのですが、“見える化ツール”の手ごろな価格設定は社内的にも非常に稟議を通しやすいと感じ、そこが決め手になりました。



[導入後に感じた3つのメリット]


-- 実際に使ってみて、どのような点に魅力を感じられましたか?


メリット1 ジオコーディング機能

 なんといっても、ジオコーディング(住所から緯度経度の座標に自動変換する)機能が使えるところですね。Google Mapsの情報をExcelで簡単に使えるメリットは大きいです。これまで地図資料をもとに、大量の件数をマウスでひとつひとつ手作業でプロットしていたところを、Excelに入力した地名や住所などから緯度と経度を調べて、一括でプロットしてくれるので、作業効率がものすごく上がりました。処理速度もかなりスピーディで、当初、作業日数を2週間で見積もっていたのですが、“見える化ツール”を導入したことにより、800件のプロット作業が、わずか2日で終了しました。操作も極めて簡単でした。マニュアルを見ずに、直感的に使うことができるのが便利ですね。


 

メリット2 色分け表示

 また、プロットした円柱グラフは、カスタマイズして色分け表示してみました。エリアごとの震度や、浸水の深さなどを色分けした円柱で表現したところ、脆弱なエリアが一目瞭然となり、今後注意を払うべき地域はどこなのかが、瞬時に把握できる資料が完成。顧客と情報のシェアをする際にも効果的だと感じました。


 

メリット3 Excelデータがそのまま使える

 データに関しても、CSVファイルを使うと、GIS(地理情報システム)に取り込む際にデータ形式が変わってしまうので、かなり気をつけないといけないのですが、“見える化ツール”なら、Excelのデータをそのまま使うことができる。データの定義がそのまま活かせるのも、大きなメリットではないでしょうか。プロット作業後、業務として住所データは別途アウトプットして報告書に添付するのですが、帳票がそのまま活かせるため作業が1回で済み、それも助かっています。


 

 

[今後の展開]


-- 今後、“見える化ツール”を用いた新たな運用は予定されていますか?


 まだまだ、使いこなせていないのですが、Kmlデータが出力できるということなので、ふだん使っている地図ソフトに変換したデータを取り込んで、ほかのソフト資産も活用できるのではないかと考えています。普段の業務の延長線上で住所データを活用できるのはありがたいです。


 また、時系列アニメーション機能が搭載されている点にも注目しています。時間軸によるデータの変化の可視化ができると、時間経過に伴って変化する災害被害を視覚化したり、人口増加の時系列パターンを観察できます。行政の防災計画に携わる際、最終的に防災対策の最新情報を現場サイドで把握することは必要だと思われますし、時系列データ管理ができれば、その後の更新を現場の方にお任せして共有していくことができる。コンサルティングもしやすくなり、より貢献度が高まると考えています。